ホーム > 研究情報 > 科学教育・情報教育 > 2007-2008年度

h1研究情報

科学教育・情報教育(2007-2008年度)

「水族館の仕事と人から学ぶ社会教育」

・平成18年度

 文部科学省生涯学習政策局 「社会教育活性化21世紀プラン」(福岡市教育委員会からの委託事業)プログラム開発委員

・平成19年度

 文部科学省生涯学習政策局 「学びあい支えあい」地域活性化推進事業(福岡県教育委員会からの委託事業)実行委員


内容:

 水族館には、レクリエーション施設としての役割の他にも、水辺の生き物や自然環境に関する学習や研究のための施設という役割があります。この事業では、マリンワールド海の中道、公民館、小学校などが連携して、水族館の役割を再認識するとともに、自分たちが住む地域の自然環境について考えることを目的としています。特に、水族館で働く人の役割を中心に学習をすすめるため、営業時間内の展示を表側から見るだけでなく、いろいろな時間帯や角度から見ることが必要です。しかし、それらを全て実際に見たり、直接体験したりすることは現実的に難しいものがあります。

 そこで、子ども達に無線LANに接続できる携帯電話を貸し出し、水族館での学習の際にテキスト、画像、映像などを検索することができるシステムを構築し、より深い調べ学習ができる様にしました。水族館で検索したデータは、学校などでの振り返り学習時にも使用でき、他校からの参加者や水族館職員との交流もできるシステムを構築し、地域での学びを深める様にしました。


主な研究業績:
2007(平成19)年度 査読付論文

2008/2/ 

児童の水族館での学習における携帯電話の活用の検討 日本教育工学会誌, Vol.31 Suppl. pp.77-80

石塚丈晴・高田浩二・堀田龍也・森谷和浩・前田喜和

 

2007(平成19)年度 国際学会

2007/6/

Development of a System which Can Retrieve Data and Save with Comments Using Cellular Phones and Wireless LAN for Field Study in an Aquarium, Proc. of ED-MEDIA 2007, pp.3936-3939,

T. Ishizuka・K. Takada・T. Horita・K Moriya, Y. Maeda・Y. Nishimura

 

2008(平成20)年度 国内学会

2008/10/ 

携帯電話とSNSを活用した子供会行事としての水族館学習 教育システム情報学会研究会(香川大学)pp.43-48

石塚丈晴・高田浩二・森徹・三宅基裕・岩田知彦・西村靖司・浜崎隆好・石井秀子・今林勲・森谷和浩・前田喜和・堀田龍也

過去の研究成果

PAGE TOP